History
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著作権とフロンティア
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2009/05/22 by
, [Law]
アメリカでの著作権の考え方には、フロンティアを早い者勝ちで切り取っていくという思想が色濃く反映されている。そしてそれは Google Book Search についても同じことが言える。
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Perl 20周年
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2007/12/18 by
, [Perl]
12月18日は、Perl 1.0 リリースから20周年の記念日です。
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シーランド公国の歴史の補足
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2007/11/05 by
, [Humor]
来年映画化までされるというシーランド公国。その面白すぎる歴史の中でも一際異彩を放っている1978年のクーデター事件の顛末をごらんあれ。
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カメラ付き携帯電話の発明者
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2007/05/23 by
, [Gadgets]
ITmedia などで流れた「カメラ付き携帯電話の発明者であるフィリップ・カーン」についての記事に対し、Techdirt が No Fact Checking Necessary: Myth Of Cameraphone Inventor Lives On という記事を書いて噛み付いている。その主張は大きく三つ。 カメラ付き携帯電話の発明者はフィリップ・カーンではない。 という事実は先月初めに CNet News の Michael Kanellosによって指摘されているのに、それを調べもせずに書くマスコミは嘆かわしい。 フィリップ・カーンは最近ベンチャー企業を立ち上げており、それが近々お披露目される予定になっている。この話はその新会社のPRのために流されたものだ。 誰が本当の発明者かについては「多くの人が同時期に思いついた」とするのが事実を最もよく反映している。技術が進んでくるとそういったアイデアは自然と生じるものであって、たまたま最初に思いついた一人を「発明者」として独占権を与える現在の特許制度はそもそも間違っている。 四つだ。 Techdirt の blog は、ultraviolet は大好きなようだが、自社ポリシーに対する牽強付会が随所で目に付くため、私は毎回注意しながら読んでいる。今回も、四番目の「特許制度は問題だ」という結論に持ってくるために結構無理をしている感がある。 Michael Kanellos の指摘も読んでみたが、これをもって「発明者はフィリップ・カーンでない」と言い切るのも難しいように思える。発明者については様々な見方ができて、その中の一つの見方をすればカーンが発明者だと言えなくもない。そして「生まれたばかりの赤ん坊のために即席で組み立てた」というお話は、大衆にアピールするところが大きいし、記憶にも残る。まあボーランドの頃から彼はそういうことが上手い役者であった。 しかしながら、この話がPR目的に流布されているという事実は、我々も知っておいて損はないだろう。それに特許制度についての話も賛同できる。 それとは関係ないが、Michael Kanellos のポストは、If a cell phone photo falls in the forest, does it make a sound? といった表現が使われていて、なかなかに楽しい。この記事は CNET 日本語版で訳出されなかったようだが、訳していれば翻訳者が苦労したことだろう。
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Europa Universalis III
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2007/02/27 by
, [Paradox]
ようやく時間ができたので、先月 Paradox Entertainment から発売となった Europa Universalis III をプレイしている。 まだ手を着け始めたばかりなので旧作との違い全ては理解できていないが、メカニクスは旧作を踏襲しつつ選択できるオプションを増やしゲームとしてのバランス(競技性)を整えた、という感じだろうか。初めてIをプレイしたときのあののめり込みぶり、あるいはIIのイベントエンジンを見たときのワクワクぶりといったものは、さすがに感じられなくなった。手堅く保守的なゲームシリーズになったとの印象を受ける。Civilization III を見たときの印象に似ている。 旧作に比べて以下の点は大きな違いとなる。 スタート時の君主は史実通りだが、ランダムに寿命がやってきて、二代目以降はランダムな名前と能力値の君主になる。Crusader Kings に近い。 軍隊を Regiment 単位で作成するようになった。HoI/Victoriaとほぼ同じ形式。 指揮官も Military Tradition を消費して生産するようになった。Victoria に近い。一定条件を満たせば Explorer/Conquistador も生産できる。 こういった変更がゲームバランスとリプレイアビリティを向上するというのはわかる。史実と全く異なった展開となっているのに史実どおりの人物が登場するのはおかしいとの指摘も理解できる。しかし個人的には、グスタフ・アドルフがロシアに攻め込んだりとかいった展開にワクワクしてしまうのだが。 一方、Center of Trade に商人を送り込む貿易システムは旧来のまま温存された。これについては以前 Paradox 関係者が「ボードゲーム版のシステムを引き継いだだけだから新作では前面的に見直したい」と言っていた頃もあって、それを期待していたのだが、結局元のままとなったようだ。市場そのもの以外に地理的な交易路を押えることによる利益(例えばオスマントルコやポルトガルなど)を再現できるシステムだと、経済と地政学がリンクする形になって、さらに面白さが増すと思うのだが。 新たに追加されたものとしては Prestige がある。これもコンセプトとしては Victoria / Crusader Kings のものとほぼ同じだが、反乱率や morale と言った EU シリーズで特に重要な意味を持つ数字を左右するため、パラメタとしての重要性はさらに高い。Prestige は Royal Marriage によって上げることができるので、Diplomat が多いと有利ということになる。Crusader Kings では娘の数が重要という話があったが、そんな感じだろうか。余りがちな Diplomat を活用できるということでもあり、ゲームバランス・シミュレーション性の両方から良い工夫と言えるだろう。
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シーランド公国
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2007/01/16 by
, [Humor]
シーランド公国の名前を聞いたことは前からあったんですけど、Ars Technica やら Engadget日本語版 とかに出てたシーランド公国のニュースを見て、興味が沸いて Wikipedia 読んでみたら、お、おもしろすぎる。 シーランド公国が建ってる人工島は、第二次大戦の時にイギリスの沿岸防衛用に作られたのですが、戦後イギリス海軍が撤退した後、海賊ラジオ船(ラジオ放送設備を船に積んでて公海上から無免許で放送する)の Caroline Radio がやってきて、船の母港として勝手に使ってたそうです。それを、別の海賊ラジオ局を主催していた Paddy Roy Bat 氏が、1965年の10月に襲撃。Physical fighting の末にって言ってますから格闘戦ですか? とにかく Caroline Radio を追い出して、ここを占拠したそうな。武力による建国ですな。Shadowrun の Shadowbeat に出てきた海賊放送局って、こういうネタまで入れるとすごく楽しそう。しかしこの建国戦争は1967年の9月まで続いてたそうで、丸2年近く戦ってたのか? あのちっちゃな人工島の上で? 1967年9月2日に Bats 氏は独立を宣言し、自ら Prince Roy I (大公ロイ一世) を名乗ります。当然この人工島の所有者であるイギリス海軍は(海軍の固定資産リストにちゃんと載ってるらしい)、軍艦を差し向けて追い出そうとします。これに対して大公は威嚇射撃で応酬。海軍の水兵が日光浴していた大公の妹君に冷やかす声をかけたので発砲したとする説もあります。イギリス国籍を持つ大公は、銃刀法違反だか脅迫罪だか知りませんけどとにかくイギリス法違反ということになって法廷に召喚されます。しかしここで裁判所は「イギリスの領海(1968年当時は海岸から3マイル)から外れているためイギリスの統治権が及ばない」ことを理由に無罪の判決を出します。大公はこれを拡大解釈し、「独立が認められた」とおおはしゃぎ。憲法を発布して「立憲君主国になった」と喜び、国旗と国歌を制定し、通貨まで発行したらしい。 こんな小さな、人口も一桁しかいない国なのに、1978年にはクーデターが起きてます。すげえぜ。その顛末がまた素晴らしいんですが、Wikipedia 日本語版 に解説があるのでどうぞ。 シーランド公国には公式サッカーチームもあるそうです。いや、実体はデンマークの Vestbjerg Vintage Idraetsforenig というチームらしいんですけど、2003年に公国摂政の Michael Bats (大公のご子息) がこのチームのストライカー Christian Olsen 氏に「我が国の公式サッカーチームに任命する」という書簡を一方的に送りつけて、それで公式サッカーチームになったと。公国公式 Website に掲載されたプレスリリースによると、オーランド自治領、チベット、北キプロスといった国々? の公式サッカーチームと試合を行ってるらしいです。 逆に シーランド公国の公式アスリートとして認定してくれ と言ってきた人もいたそうで、カナダ人の Darren [...]
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Europa Universalis 3
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2006/02/15 by
, [Paradox]
Europa Universalis 2 の後継となる近世戦略級ウォーゲーム Europa Universalis 3 が、2007年第一四半期発売予定と発表された。 wargamer.com などで大々的に報じられている。Gamespot では デザイナーへのインタビュー も掲載している。それによると、EU3のゲームスタートは1453年のビザンチン帝国滅亡後となる模様だ。平時の外交活動として皇帝vs教皇の対立が、また Crusader Kings のような個人単位の特性 (君主か?)、Victoria の leadership 制 (将軍か?)、HoI2 のような諜報戦 (これはよくわからない) も盛り込まれるらしい。
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Vin Diesel の Cannae
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2006/02/04 by
, [History,Movies]
Vin Diesel がポエニ戦争の映画 Hannibal the Conquerer を作ろうとしているてえ例の話ですが、Catholic Telegraph つうカトリック系新聞の伝えてるところによれば、いつの間にかタイトルが Cannae になってしまっています。さすがに第二次ポエニ戦争全部を撮るのは諦めて、カンネの殲滅戦だけで妥協することにしましたか? この新聞が言うには、この Cannae の役者はポエニ語・古代ラテン語・ギリシャ語を喋るそうで、メル・ギブスンの Passion の言語考証を担当したカトリック神学者 Fulco 神父が言語指導を行なうそおです。そこまで徹底するかー。
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一つの時代の終り — 電信
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2006/02/02 by
, [History,Technology]
1861年に電信会社として設立されたアメリカ Western Union が、ついに電信業務を廃止した。このニュースを LiveScience が伝えると、tech.memeorandum ではトップに掲載され、digg.com では 900 diggs 以上を集め、と、大きな注目ぶりだ。 今でこそ冠婚葬祭以外で目にすることのない電信/電報だが、145年前には途方もない新技術だった。「19世紀の Internet」との表現はよく目にする。プロシアの大モルトケは、この画期的通信手段を軍事利用することでドイツ統一に大きく貢献した。もし電信の発明が遅れていたら、ドイツの隆盛は無く、二度の世界大戦も起きなかったかもしれない。 日本ではNTTが電報サービスを継続しているが、これを廃止するためにはNTT法の改正が必要になる。その場合は Nippon Telegraph and Telephone の名称も変更されるのだろうか。まあ電報を提供していないのに AT&T を名乗っている会社もあるが。
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Wikipedia/MediaWiki での history 検索
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2006/01/15 by
, [Wiki,Wikipedia]
mara が報告してくれた Wikipedia を身元証明に使おうとした男 の一件は、私が以前書いた 目的を持った Vandalism への流れ と符合する。詐欺に Wikipedia を使う話が クロサギ に登場する日もそう遠くないのかもしれない。 Wikipedia を読むに当たっては、記述を頭から信じるのではなく (それだと Wikipedia 脳とでも呼ばれそうだ)、「誰が書いたか」をチェックすることが重要となる。Jimmy Wales も Ward Cunningham も皆 reputation について語っている。 しかし reputation のシステムは、読者が「この部分は誰が書いたか」を編集履歴からチェックできるということを前提にしている。先日 Uncyclopedia の Japan の項目を書いた人を探した 経験から言うと、実はこれはかなり手間のかかる作業だ。History を二分法で追っていかないといけない。以前 ultraviolet も同じことを書いていた。編集量の多い記事の場合、一般読者には事実上不可能だろう。 テキストにマウスカーソルを当てると、その部分の最終編集者が誰かを表示してくれるような仕組を MediaWiki に組み込めないものだろうか? > ultraviolet AJAX でサーバに聞きに行くのが UI 的には良さそうだが、サーバ負荷もとんでもないことになりそうだ。HTML をレンダする時点で history に従ってテキストを span か何かで区分けしておいて、あとはブラウザ側の Javascript で処理する方が良いだろうか。