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  • Second Life vs CopyBot on by duke, [Business,Games] Hatena Bookmark

    CNET Blog に掲載された ‘Second Life’ creators facing bot that allows copying of items を皮切りに、CopyBot の問題があちこちで大きく取り上げられている。CNET News でも、TechDirt でも。Nicholas Carr まで嬉しそうな記事を長々と書いている。 Second Life は非常に自由度が高く、ユーザが様々なオブジェクトをオリジナルに作り出すことができる。それらを売買することも可能なため、そのコンテンツ製作と売買を基盤とする経済圏が形成されつつある。 しかし少なくとも現在の世界を見渡して考えてみるに、コピー可能なディジタルデータの製作と売買を基盤とする経済というのは、極めて脆弱な基盤の上に成り立っていると言わざるを得ない。その弱点を直撃してコンテンツをコピー・盗用するのが今回の CopyBot であるわけだが、後知恵に任せて考えれば「そんなもの当然の流れだろう」「むしろなぜもっと早く騒ぎにならなかったのか」と言いたくもなる。 その脆弱な基盤を何とかするために著作権といった知的所有権制度があるわけだが、正直なところ、いまいち有効に機能しているという気がしない。Second Life でもさっそく CopyBot の使用は Terms of Service 違反とする とのアナウンスを出したが、これも今後ずっと続くいたちごっこの第一歩に過ぎないだろう。 しかし、コンテンツ製作というのは、本当に今後もビジネスとして成立していけるものなのだろうか。以前からずっと考え続けている疑問なのだが、いまだに答えを見出せていない。 Postedit: CNN Money blog は Second Life’s attack of the clones という楽しそうなタイトルの記事を掲載している。その中で紹介されていた スタートレック世界におけるレプリケータとの類似を指摘している blog が興味深かった。 一方 Boing Boing [...]

  • Intention Economy on by duke, [Business,Web 2.0] Hatena Bookmark

    Attention Economy に対抗して Doc Searls が Intention Econony という話を持ち出している。Attention Economy では売る側が買う側の Attention を集めようと必死になって主体的に動くが、彼の言う Intention Economy では「買う側が主体的に自分の意志を示して売り手を動かす」のだそうだ。この記事が掲載されているのは Linux Journal だが、Open Source の世界は Intention Economy で動いている、というのが彼の主張らしい。 一方 Publishing 2.0 の Scott Karp は、これを一般市場に適用した場合を考え、「一般消費者は自分が何をしたいのか実際のところわかっていない」という点に現在の Web 2.0 経済の問題があると喝破する。Longtail とやらで選択の幅が無限に広がると、逆に消費者は自分の欲しいものを選べなくなってしまう。その行きつくところが Attention Economy なのだと。そして彼はこう主張する。自分が本当に欲しいものは何かを見つける手助けとして Web 2.0 が機能しなければならない。そうすれば、Doc Searls の言うような Intention Economy が一般市場でも機能するようになる。 Media 1.0 は、広告宣伝によって「これを欲しがりなさい」と人々の頭に Intention を植え付けていた。Web 2.0 は、それよりも「良い」メカニズムを提供できるだろうか。「AJAX 使ってるだけじゃだめだろ?」というのが Karp [...]

  • アテンション・エコノミーと Bubble 2.0 on by duke, [Business,Web 2.0] Hatena Bookmark

    相変わらず刺激的な Publishing 2.0 だが、今回は Bubble 2.0 Is a Bubble in Media と題して、Bubble 2.0 の現状に興味深い分析を下している。曰く、テクノロジ産業がメディア産業になろうとしており、それがバブルを生み出している、と。 この分析では、テクノロジ産業がメディア産業に取って代わる結果、メディアのディストリビューションチャネルが大幅に増え、つまりメディアの供給が増え過ぎ、消費側の関心・注意力を上回ってしまう、いわゆる アテンション・エコノミー の状態が重要な意味を持って語られている。 旧来のメディアでは視聴者を集めて視聴率を高めることが金を生んでいた。Web 2.0 の世界ではいとも簡単に視聴者を集めることができる。だから儲かることは間違いない、というわけで、資金が流れ込み、バブルを生む。 しかしそれは間違った予測だ、と Scott Karp は批判する。アテンション・エコノミーの世界では、旧来のメディアのような儲け方は通用しない。重要なのはアテンションを集めることであり、視聴者の数を揃えても意味がない。結局儲かるのは AdSense の胴元である Google だけ。Web 2.0 に投資する連中はその点をわかっていない、との指摘だ。 アテンション・エコノミーについては、CNET の江島健太郎氏による紹介 や、当 Rauru Blog でも nakanohito による問題提起 などがあるが、Karp の議論はさらに面白い。「サイトに金をかけたからと言ってアテンションを集められるわけではない」という点に問題があると指摘する。 確かに、digg.com で票を集めたサイトが瞬間的にアテンションを集める、といった状態では、投資とアテンションをうまく結びつけることが難しいだろう。投資無しのサイトが偶然膨大な利益を生むこともあれば、投資を集めたサイトが利益を生むとも限らない。そういった例が時々現れるぐらいだったら面白いことだが、常にそういう状況だと資本主義の根幹に関わる問題となる。 ただし、最後に「人々のアテンションを合理的に配分するメカニズムが必要」とまとめてしまうのは、やや平凡か。