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April 2007

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  • 二酸化炭素を吸収する装置? on by ultraviolet, [Science] Hatena Bookmark

    ITmediaの記事 温暖化対策に朗報? 大気から二酸化炭素を吸収できる新技術 を読んでもどういう話だかよくわからんかったので、Physorg の First Successful Demonstration of Carbon Dioxide Air Capture Technology Achieved を読んでみました。 どうも、空気から二酸化炭素を sorbents — 吸着剤中に取り出して、それを後から sequestration — 固定化のために取り出すことのできる装置、らしいですな。つまり、二酸化炭素を固定化する装置じゃなくて吸着する装置と考えるべきか。吸着した二酸化炭素をどこに捨てるかって問題は別途解決しなきゃいけない。年間1000トンを吸着するのはいいけど、その1000トンをどっかに捨てなきゃいかんのは変わらんわけだな。physorg の記事では地下に捨てることが想定されてるみたいだけど、ほんとにそれでいいのかってのはまだいろいろ議論が続いてるところ。 あと、1トンあたりの二酸化炭素を吸着剤で取り込むのに必要なエネルギー、および sorbents から取り出すために必要なエネルギーがそれぞれどれだけか、ってのもよくわからない。たぶん取り込み側が発熱反応で取り出し側が吸熱反応だと思うんだけど、吸熱側でエネルギーを食うはず。もしそのエネルギーがでかいようだとちょっと困りもの。 よくよく考えてみると、吸熱側で使ったエネルギーって、発熱側でエントロピーとして発散されるんだよね。それが、大気中にばら撒かれた二酸化炭素を一箇所に集めるためのエントロピー減少とバーターになる。Physorg の記事では「二酸化炭素発生源でトラップしなくてもいい」のをメリットだと言ってるけど、いったん大気中にばら撒かれちゃうとエントロピー増えちゃうから、それはデメリットかもしれん。

  • 公平性という口実 on by duke, [Society] Hatena Bookmark

    IT+PLUS の 動画共有サイトの政見放送は「不公平」か? を読みながら、以下のような仮説を立ててみた。 「公平性」とは、要するに、民衆の選択の自由を制限するための仕組である なぜそのような仕組が必要とされるかと言うと、本当に民衆に自由に選択させるとロクなことにならないと為政者側に考えられているため しかしただ単に自由を制限するだけだと民衆から不満が挙がるので、公平性という言葉で呼ぶことでその問題を回避している いかがだろう。 ところで元記事の藤代氏の主張だが、選挙管理委員会側の言う公平性という言葉を逆手に取って相手を論破するというネット議論戦術的な観点で言えば、なかなか上出来の一品だと言える。しかし、上述のように相手が本音を隠している場合、相手の建前だけを逆手に取って議論を進めると、相手を表面上論破するには有効だが現実に適用するとろくでもないことになってしまうような結論に辿り着きがちのように思う。論客としては優秀だが提案に現実性が無い、というパターンである。 今回の記事でも、藤代氏は「ネット時代の公平性とは何か」という方向に議論を進め、ネット上での選挙活動を全解禁することこそ有権者に選択の自由を与える、という結論に読者を誘導している。しかし今回の都知事選を思い起こしてみると、人々が外山恒一の政見放送に群がったのは、参政権としての自由を行使するためではなく、娯楽として楽しみたかったためであろう。藤代氏は「どちらが有権者に役立つかは言うまでもないだろう」と言うが、有権者の娯楽のために役立つことが選挙制度にとっても役立つかについては議論の余地がある。むしろ、そういった役立ち方は選挙にとって悪影響が大きいとの前提の上に、有権者の自由を制限しよう(そのために公平性という口実を使おう)、というのが選挙管理委員会の本意であろう。藤代氏が論破すべきは、そちらの「有権者が娯楽選択の自由を行使することが選挙制度に悪影響をもたらすかどうか」という点だと思うのだが。それは「公平性」のような口実に過ぎないものよりも遥かに重大かつ真剣に考えなければならない問題ではないだろうか。 ただ付け加えれば、藤代氏のような web 2.0 擁護論者は、そういった本当の問題の所在を全部わかった上で敢えてスルーしている、とも私には見える。

  • User-Agent を隠す proxy on by ultraviolet, [Perl] Hatena Bookmark

    BASIC認証のかかったココログのblogが、以前は携帯からも(BASIC認証可な端末なら)閲覧できたのに、「携帯に対応しました」とかいうニュースリリースと共に携帯から閲覧不可になってしまった。許せねえ。 仕方が無いので、apache に mod_proxy を入れて、携帯からもここを経由すればココログの特定blog をPC同等に閲覧できるようにしてみました。 ココログはどうも User-Agent ヘッダで携帯かどうかを識別してる模様なので、mod_proxy の前段で mod_perl を使ってこのヘッダを剥ぎ取ってやります。こんな感じ。 Apache/NoUserAgentProxy.pm package Apache::NoUserAgentProxy; use strict; use Apache::Constants qw(:common); sub handler { my $r = shift; $r->header_in('User-Agent','RauruProxy/0.1'); return OK; } 1; httpd.conf ProxyPass /cocolog/foobar http://foobar.cocolog-nifty.com/blog ProxyPassReverse /cocolog/foobar http://foobar.cocolog-nifty.com/blog <Directory proxy:http://foobar.cocolog-nifty.com/blog*> Allow from all </Directory> <Location /cocolog/foobar> PerlHeaderParserHandler Apache::NoUserAgentProxy </Location> よしよしこれでうまくいった… と思ったらなんかパスワードを二回聞かれるな。むー。 2007/04/11 追記: パスワードを二回聞かれるのは、ココログがスタイルシート内で画像URIをホスト名込みで指定してたためでした。まったくろくなことをせんな… 2007/04/12 [...]