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July 2006

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  • AdSense の市場力学 on by duke, [Business,Google] Hatena Bookmark

    Nicholas Carr が書いた Deciphering the AdWords discount は、個人的にたいへん興味深く読んだ。どのあたりが興味深かったかというと、AdWords/AdSense の広告主側に働く市場ダイナミクスについての下り。 ご存知の方も多いと思うが、AdWords/AdSense の広告単価はオークション形式で決まる。ある単語を買い取りたい企業が多ければ広告単価が上がる。私はこれまでこの事実について深く考えたことが無かった。しかし Nick Carr の指摘によれば、これは pretty unusual だそうだ。言われてみると確かにその通り。そして彼は、Google Checkout と AdSense の組み合わせによって提供されるであろう広告主への割引について、AdWords/AdSense 単価を実質的に下げる方向に働き、Google にとって不利に働くだろうと予測する。 実際のところ彼の予測が正しいかどうかは結構怪しいのだが、私はこの広告主側のダイナミクスについてこれまで深く考えたことがなかったので、新しい視点を学んだという意味で興味深かった。特に AdSense については、いわゆる AdSense 経済圏など「Webページ作成者がお金を稼げるスキーム」としてのみ語られることが多いが、そこに流れ込んでくる金は広告主側の市場力学によって左右されるわけで、将来的にどう動いていくのかというのは重要な視点だろう。この経済圏への脅威としてはクリック詐欺の脅威が以前からいろいろ語られているが、他にもいろいろ意外な問題を抱えていそうな気はする。Google 成功の象徴とされる AdSense 経済圏だが、ひょっとしたら、オンライン広告という市場がまっとうに確立されるまでの間の過渡的な現象に過ぎなかった、ということもあり得る。

  • Payperpost 騒動 on by duke, [Blogging,Business] Hatena Bookmark

    この週末の Blogosphere での最大のトピックは Payperpost を巡る騒動だった。商品についての記事を blog に書けば一記事あたり$5~10の広告料を払う、というこの会社に対して、BusinessWeek が Polluting The Blogosphere と噛み付き、techmeme を通じて大騒動に広がった。Blog の中立性とマネタイズとが両立できるかという話は、以前から周期的に出てはいるが、毎回盛り上がる (そして毎回結論が出ない) トピックではある。 しかしこの Payperpost 社もしたたかなもので、そのトップページには As Seen In BusinessWeek などと書いている。Publishing 2.0 などは I forgot to ask how much BusinessWeek got paid to write the article about PayPerPost so that they could use “As Seen in BusinessWeek” on their site などとまた辛辣な事を。