May 2006
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Wicracy
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2006/05/31 by
, [Politics,Wiki]
先週は、Nick Carr が元気に Wikipedia 死亡宣告書いたり、O’Reilly が Web 2.0 を商標登録して警告状出したり、Scott Karp が Unbearable Lightness of 2.0 Business Stragegy なんていうオサレなタイトル思いついたり、ほんとにすごく楽しい週だったみたいなのに、duke は bookmark しただけで満足して寝ちゃうし、ultraviolet はあいかわらず地獄にばかりかまけてるし、おまけに nakanohito が Verisign のメール見逃してたせいで domain 失効して yomoyomo さんにまで心配されるし、本当にごめんなさい、ってなんで私が謝ってるの ところで今日見つけた Wicracy が気になる 副題が Total Democracy で、つまり Wiki + cracy で Wicracy らしい Wicracy.org allows political party members — the voters themselves — to determine [...]
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お金のいらないネットの世界
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2006/05/19 by
, [Business,Net]
「お金のいらない世界」と言うと、確か ドラえもん や 5年3組魔法組 でそのようなエピソードがあったと記憶している。主人公は、もしもボックスやマンガンキーでお金のいらない世界を望むのだが、そんなに安易にはいかない、という、まあありがちな教訓話ではあったが。 先日しあわせのくつ に掲載された インターネットビジネスが儲からない理由 の話は興味深かった。 お金がなくても、経済が回転する、発展する世界。それがウェブなんだと思う。 (中略) お金を介さなくてもサービスを受けられる。情報のやり取りができる。なんてすばらしいんだ。 確かに素晴らしい。 ところで、結構前の記事になるが、404 Blog Not Found の 理解を求めるな、報酬を求めよ も同様に興味深かった。 お金というのは素晴らしい。お互い理解不能でも、一緒に世界を作っていく事ができるのだから。 こちらも全く素晴らしい。通貨経済が勝利した最大の理由はここだろう。お互いの感情や思いといったものと切り離した形で流通させられるところに、お金の良さがある。「お金で心は買えない」とは言うが、心と疎結合にできたからこそ、これだけ役に立つのだ。 では、この二つの話を組み合わせるとどうなるだろう。 お金が不要なネットの世界は素晴らしいが、それは、404 Blog Not Found で指摘されている「お互い理解不能でも一緒に世界を作っていく事ができる」というお金の素晴らしさを切り捨てたところに成立する。理解可能な者同士でないと一緒に世界を作っていくことができない、ということになる。 ネット世界が現実世界にくらべて酷いフレームや誹謗中傷のたまり場となりがちなのも、実はそんなところに理由があるのではなかろうか。
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映像の所有欲
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2006/05/16 by
, [Media]
Tech Mon from Silicon Valley の 見たい欲 vs. 所有欲 を読んで、ITmedia の小寺信良氏が2年ほど前に書いた 人はなぜテレビ番組を“録りためる”のか というコラムを思い出した。 所有欲を刺激するには「所有している」という実感があった方が良い。DVDのパッケージが棚に並んでいると、所有の実感がわき、気持ちの良いものだ。ただし日本では住宅事情が厳しいから、あまり多く並べられなかったりもする。iTunes の中での並びの見せ方を工夫する、といったようなことになるだろうか。 また、所有物を他人に誇示するということも物を所有する楽しみの一つである。最近 ultraviolet が iTunes で再生中の音楽を MSN Messenger に表示して一人で喜んでいるのだが、そういった楽しみ方もあるのかもしれない。
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赤ん坊に優しい男性は女性に好かれ易い
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2006/05/10 by
, [Health]
モテ/非モテに関連する記事が多く掲載される New Scientist 誌ですが、今日の Men’s friendliness to children shows in their faces もそのような感じの一品です。カリフォルニア大学サンタバーバラ校の James Roney の研究によりますと、学生に様々な写真を見せての調査から、以下のことがわかったそうです。 女性は、男性が赤ん坊に優しいかどうか(child-friendliness)を、男性が赤ん坊を見た時の表情から、例え男性がポーカーフェイスを装っていても、かなり正確に見抜くことができる。 女性は、赤ん坊に優しい男性を、長期的なパートナーとして好む傾向がある。 一方、短期的なパートナーとしては、筋肉質の男性/男性ホルモン量の多い男性/角張った顎の男性が女性に好まれ易い。特に排卵期の女性にその傾向が強い。 なるほど。ただ、マッチョに価値を置くアメリカ的価値観がこの結果にどの程度影響しているのか、という点も気になります。例えば日本の女性だと、短期的/長期的なパートナーとして、どのような男性を好む傾向が強いのでしょうか。
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VoIP Spam
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2006/05/10 by
, [Spam]
Silicon Valley Sleuth によると、記念すべき VoIP Spam の第一号が登場した模様 アメリカで有名な IP電話大手 Vonage が、まもなく予定されている IPO を前にして、ユーザに対して株の購入を勧める Voice Mail を送信している、って話みたい Vonage では、自分のアカウントに届いた Mail に音声ファイルが添付されてる場合にそれを IP電話から聞くことができるサービスを提供してるらしいんだけど、そこに音声 Spam が届くというわけ 迷惑なことに、その Voice Mail サービスを申し込んでないユーザにもこの巨大な音声ファイル添付メールが届いてるらしくて、この辺が Spam 呼ばわりされてる原因かな
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癌に無敵のマウス
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2006/05/09 by
, [Health]
今日は Scientific American に載った Cancer Resistance Found to Be Transferable in Mice という記事に興味を引かれました。癌をことごとく撃退するマウスの話です。 この記事によると、1999年、偶然の突然変異によって癌に対する異常な抵抗力を持つようになったマウスが発見されたそうです。科学者達がこのマウスを癌にかからせようと手を尽くしたがうまくいかなかったそうで。またこのマウスを雌とかけあわせて子供を産ませたところ、40%の子供に同じ性質が遺伝したそうです。 この無敵マウスが普通のマウスとどこが違うのか、という点を科学者達はずっと研究してきていたのですが、今回の Wake Forest University での研究で、白血球こそ異常な抵抗力の源泉だということがわかったそうです。このマウスから白血球を取り出して、別のマウスに注射したところ、そちらでも強力な癌抵抗力を示したそうです。それどころか、ある程度成長した腫瘍が治ってしまうケースまであったそうで。さらにこの抵抗力は長続きするらしく、実験開始から10ヶ月を経過した論文発表時点でも以前効力を持ち続けているそうです。 となると次はこの強力白血球を作り出している遺伝子を特定できれば、という話になるわけですが、どうも複数の染色体の組み合わせで生じているらしことはわかっているそうです。 それと同時に、このマウスのように「突然変異で癌にまったくかからなくなった人間」もいるのではないか との観測も出ていて、そういう人を探すと良いのでは、との声もあがっているようです。しかしそれですと、科学者達がこの人を癌にかからせようと手を尽くしたが というのは倫理的に問題が出そうな気が…
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Emtropia Universe
on
2006/05/04 by
, [PC-games]
ITmedia の ゲームの仮想通貨を現金で引き出せるATMカード を読んで Entropia Universe というオンラインゲームがあることを初めて知った。Europa Universalis と混同しやすい名前だと思うのだが、スウェーデンではこのような名前が流行っているのだろうか。もともと Project Entropia というタイトルだったのを、Entropia Universe に改名したらしい。Real Money Trade ここに極まれりという感があるが、RTM に伴う諸々の問題を洗い出すテストベッドとして期待される。 ところで Europa Universalis の方は、最近紹介を怠っているが、EU3 の製作に向けて仕様固めが進んでいる模様だ。
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坂をのぼる水滴
on
2006/05/01 by
, [Science]
おもしれえー。BBCの記事によると、水滴が重力に逆らって自力で坂をのぼる現象、てのを科学者が作り出すことに成功したそうで。 もちろんエネルギー保存則は守られてますのでご心配なく。これで永久機関は作れません。タネはライデンフロスト現象 — 熱した板の上に水滴を落すと水蒸気の膜ができて水滴がその上を転がるってやつ — をうまく利用することにあります。板の表面に上手に凸凹を作っておくと、水滴からの蒸発が一方向に偏り、その反作用で逆の方向に水滴が動く、という形になるそうです。移動速度は毎秒5cmで、板を多少傾けてもぐんぐんのぼっていくらしい。 なんでまあ、「自力で坂をのぼる」てのは実は嘘ですごめんなさい。エネルギーは熱として板から供給される形ですね。 この現象を見つけた科学者は、冷却液を表面でうまく流す仕掛けとしてこれを使おうと考えてるらしい。しかしBBCの記事では小見出しに An uphill struggle なんてつけられてるぞ。