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  • 戦場のピアニスト on by duke, [History, Movies] Hatena Bookmark

    何の因果か、ポランスキーの 戦場のピアニスト を ultraviolet と見るはめになった。主人公がピアニストで舞台がポーランドということもあり、ショパンに造詣が深く自らもピアノを嗜む nakanohito がその役を仰せつかるはずだったのだが、彼が生牡蛎にあたって倒れていたため、第二次大戦に造詣があり Squad Leader を嗜む私が代役となった。おそらく私から聞いた蘊蓄をそのまま話すつもりなのだろう。かくも不純な動機でこの映画を見た ultraviolet はレビュー役に適さず、私が感想を書くことにする。Structured Blogging Plugin はまだ問題含みのように見受けられるので、今回は使わない。 「戦場のピアニスト」というタイトルだけを見ると砲弾飛び交う戦場でピアノを引く光景を連想するが、海の上のピアニスト ならともかく、さすがにポランスキーがそういう SF な映画を撮るわけはない。戦場の描写はほとんど無く、ほとんどのシーンはワルシャワのゲットーおよび隠れ家である。ちなみに英題は The Pianist であり、邦題を考えた人が例によって整合性よりもインパクトを優先したのだろう。 映画の中身だが、ロマン・ポランスキー監督自身も逃げまわる宿命を負った人のようで、アカデミー受賞式にも出席できなかったことは有名だが、彼自らの体験がストレートに映像化された作品である。 ただ、現実が圧倒的過ぎるためか、彼の持ち味であるダークサイドの心理描写がいまいち生きていないとは感じられた。こう言ってしまっては言い過ぎとは思うが、「自らもユダヤ系ポーランド人であるポランスキーが」「自らの体験に即して」撮った映画としては素晴らしいが、「ポランスキーの映画」としてさらにプラスの何かを期待したかった、というところだろうか。いや無茶を言っているのは自分でもわかる。して見ると、徹底的にアコギな シンドラーのリスト を撮ったスピルバーグは、やはり商売の天才だったと言えそうだ。 とは言え、ホーゼンフェルトの前でショパンのバラードを弾くシーンは確かに心に響く。何年も逃げ回った末、ピアノを弾くのも数年ぶりなのだし。なるほど音大生ならころりと行くだろう。 数少ない戦場の描写、つまりワルシャワ蜂起について。 この蜂起におけるソ連軍の卑怯さが全く出てこないことに不満な方もいるだろうが、実際シュピルマンはそういったところを目撃しなかったのだろうからまあ仕方あるまい。 個人的には、市民軍がパンツァーファウストを発射しているところに驚いた。Squad Leader では歩兵目標に効果が無いとされていたパンツァーファウストだが(成形炸薬弾であるし)、室内の敵に対して窓越しに打ち込める状況では確かに殺傷力を持てそうだ。対するドイツ軍の花形はやはり火炎放射器か。地形修正無しの威力はさすが。 なかなか良く本物を再現している四号戦車も好感を持てた。ひょっとしてポーランドにはまだ鹵獲した四号戦車が残っているのだろうか。車種の選定としても、プライベートライアンに1台だけ出てくるティーゲルよりも現実感がある。 病院を脱出したシュピルマンが一面の廃虚を目にするシーンもなかなか胸に来るが、私は Twilight:2000 の Ruins of Warsaw を思い出してしまった。ワルシャワの人々がついに Black Baron に勝つ、という Return to Warsaw も、こういう歴史を踏まえてのものだったと考えると、また感慨深いものがある。 最後に、やたらとかっこ良いホーゼンフェルトについて。 実は Wikipedia 上にも Hosenfeld のエントリ があり、英語以外にもドイツ語/日本語/ポーランド語/マジャール語でエントリがある。いずれもソ連に対して含むところのある国々なのは致し方ないところか。たぶんロシア語版にエントリが作られると Edit War になるのだろう。まあしかし、ナチスへの批判に対して全ていったんごめんなさいと頭を下げ、シンドラーなど個々人の善人を挙げてイメージアップを図るドイツの Public Relation 戦略は、かなり成功していると思える。

  • Vin Diesel の Cannae on by ultraviolet, [History, Movies] Hatena Bookmark

    Vin Diesel がポエニ戦争の映画 Hannibal the Conquerer を作ろうとしているてえ例の話ですが、Catholic Telegraph つうカトリック系新聞の伝えてるところによれば、いつの間にかタイトルが Cannae になってしまっています。さすがに第二次ポエニ戦争全部を撮るのは諦めて、カンネの殲滅戦だけで妥協することにしましたか? この新聞が言うには、この Cannae の役者はポエニ語・古代ラテン語・ギリシャ語を喋るそうで、メル・ギブスンの Passion の言語考証を担当したカトリック神学者 Fulco 神父が言語指導を行なうそおです。そこまで徹底するかー。

  • Vin Diesel の Hannibal on by ultraviolet, [History, Movies] Hatena Bookmark , bilingual

    Hannibal the Conquerer, the upcoming (sort of) movie being produced by Van Diesel, is announced to start shooting next year at Alicante, Spain. His site says. I wish he can complete it.