我が家では5月から猫を飼っております。生後三ヵ月半ほどの雄猫で、名前は海原雄山くん。可愛かろうっ。
それはそれとして、Scientific American や New Scientist などで猫について興味深い記事が出とります。猫(家猫)にはゴロゴロ言う声の調子で飼い主をコントロールする能力がある、つう説です。
まあコントロールするつっても「次の選挙で幸福実現党に投票しろ」とかいった洗脳ができるわけではないんですが、「猫に餌をあげたくなる」レベルの効果はあるようです。サセックス大の Karen McComb 博士が Current Biology 誌に投稿した論文によると、猫はお腹が空いてくるとゴロゴロ言う声の220-520Hzの高域成分が大きくなるんだそおです。New Scientist のサイトに掲載されてる 普通のゴロゴロ と 空腹時のゴロゴロ を聞き比べるとわかるんですが、空腹時の方が激しい感じ。鼻息が荒いっつうか。
んで、こっちの空腹時のゴロゴロを聞いた人は、普通のゴロゴロよりも、落ち着かず、あまり快くない気分になってしまうんだそうな。それで飼い主とかだと「猫に餌をあげないと」との考えに至ってしまうと。
興味深いことに、これは猫だけでなく人間の赤ん坊にも見られる性質だそおです。人間の赤ん坊でも、空腹時には300-600Hzの高域成分が大きくなる。赤ん坊的な立場にいる生き物に共通する生存戦略だと見られます。
オハイオ州立大の C. A. Tony Buffington 教授は、この研究について、「動物病院で猫の患畜が何を求めているか察するのに役に立つ」とコメントしています。私も今日帰ったら雄山くんのゴロゴロ音を聞き分けてみねば。

