LiveScience に載っていたのですが、悪酔い/二日酔いしないアルコール代替物というのが技術的に作れそうな可能性が見出されたそうです。記事では、Star Trek に登場する Synthehol に例えて紹介しています。
人間がアルコールで良い気持ちになるのは、大脳の alpha-5 GABA-A と呼ばれるレセプタにエタノール分子が結びつくためです。しかし記事によれば、エタノールの分子構造に手を加えて、レセプタと結びつく効果の弱いエタノール様分子を人工的に作ることができれば、気持ち良くはなるが悪良いしないアルコール、というものが作れるかもしれないらしいのです。
実はそれに近い分子というのは既に作られていて、bretazenil および pagoclone という抗精神剤がそれなのですが、緊張を緩和する薬としてすでに使われているそうです。さらにこれらの薬剤には flumazenil という中和剤があり、飲みすぎたときにブロックすることも可能だと。これらの薬ではまだ「ほろ酔い」のところまでは行きませんが、研究を続ければ面白い飲み物ができるかもしれません。
二日酔いについて言えば、肝臓での代謝も問題になるかもしれません。アルデヒドに代謝されると結局気持ち悪いことになりますから。

