興味深い。Boing Boing が伝えるところによれば、現時点では真偽の程は不明ながら、nVIDIAが多数の工作員を雇ってゲーム関連掲示板上で自社製品にとって有利な発言をさせていた、として非難を浴びているらしい。nVIDIA を告発している側の主張は consumerist.com にまとまっており、現在調査継続中とのことだ。一方 nVIDIA 側はコメントを出していない様子。
事の真相も気になるが、しかし同時に、このスキャンダルを Manchurian Fans と名付ける Cory Doctorow のセンスもどうしたものか。
追記:
Consumerist が nVIDIA による弁明とそれへの反論 を掲載した。nVIDIA 側は、AEG helps us to manage the online community – we engage with some NV fans to help educate people on the web. They are NOT hired actors!
と、かなり微妙な表現を使って弁明している。
事実関係を整理すると
- nVIDIA が Arbuthnot Entertainment Group (AEG) という会社を雇った。AEG の請け負った役割は、上記の通り、nVIDIAユーザの教育を助けることだった。
- 最近、いくつかのゲーム掲示板運営者が「どうも nVIDIA/AEG に雇われたような言動のユーザが多い」と不信を抱き始めた。これについては今のところ証拠は無く、調査継続中らしい。
- そんな中、Penny Arcade が、サンフランシスコのゲリラマーケット会社への匿名インタビューとして、「ファンを装ってゲーム掲示板のIDを多数取得して”草”となって信頼を獲得した上で宣伝工作にかかる」という手口を紹介した。
- Consumerist が「まさか nVIDIA/AEG もそんなことをしているのか?」との質問を nVIDIA に投げたところ、回答がいまいち歯切れの悪いものだった。
ということらしい。
あと、Manchurian Fans と名付けたのは、実は Cory Doctorow ではなく Consumerist の方だった。Doctorow のネーミングセンスを疑ってしまって悪いことをした。

