SEM の真骨頂とでも言うべきだろうか。先週アメリカで GM が以下のような TV CM を流したらしい。
Don't take our word for it. Google Pontiac and discover for yourself. 私たちの宣伝文句を鵜呑みにするのではなく ご自分で Pontiac をぐぐってみて確かめてください
このアナウンスをバックに、Google のトップページに Pontiac と入力している画面が映る (スクリーンショット)。これを見た消費者が Pontiac を Google で検索してみると、そこには Pontiac を褒めるページが並んでいるわけだ。
この広告について Media Post の Max Kalehoff は Validation of Consumer-Generated Media
だとか Reinforcement for Natural Search Optimization
だなどと持ち上げているが、私はそれほど楽観的になれない。この CM の準備として相当大がかりな作為的SEO が行なわれたことは想像に難くない。
この種の広告手法は今後増えてくると考えられるが、その裏で CGM に対する巧妙な操作と SEO 工作が増えることも確実だろう。例えば Wikipedia が既に Viral Marketing に使われている というのは以前も書いた通りだ。もちろんそのうちのいくつかが予想しないバックファイアを引き起こすだろうこともまた同様に確実だが。


January 30th, 2006 at 13:20
[...] GM が Google を使った Pontiac の広告を打った ことは以前書いたとおりだが、John Battelle’s Searchblog によれば、マツダがこれに対抗というか便乗して、pontiac の語に対する AdWords を買い取った模様だ。 アメリカ国内から Pontiac を Google で検索かけると、画面右側の Sponsored Links にマツダの広告リンクが表示されるらしい。 [...]